謹賀新年 平成27年は乙未年です。「乙」には、「屈折する」「曲がりくねる」「曲がりながら伸びる」。「未」には、「まだ」「くらい」「見えない」「伸びきらない」といった暗示がります。「乙未」は「左右に曲がるので真っすぐには進まない」「先行きが見えないので、向かうところがハッキリしない」といった意味になります。
 過去の「乙未年」を見ると、「日清休戦条約調印と三国干渉」「日本社会党の統一と自由民主党の誕生」「ディズニーランドとマクドナルドの店がオープン」「神武景気」などがありました。
 そこで今年の「乙未年」ですが、デフレからの脱却を求めて前進するが、次々に難題や予想外の出来事が生じ、それらを避けながら一進一退を繰り返す。「株価は大きく上下しながらもゆっくり上昇」「円安傾向も継続」「大企業と中小零細企業の格差増大」「求人と求職のミスマッチや青少年の犯罪の増加」。一方で、「新商売や画期的なものの出現」「地震、雷、火山、火災、戦争、テロなど予想外の出来事で株価大暴落」などもあるでしょう。
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